
物語のはじめからハラハラドキドキ。
工場を見張っていると、いきなり爆弾が爆発。中には工場長がいるはずだが、
ヴィクも爆発の余波を受け大きな怪我を負ってしまう。
そこで出会ったのが昔の恋人ローリングス刑事。
「あんたが朝めしに何を食ったか知らんが、ミズ・W、おれも同じのを食うことにしたいもんだ。ふつうならとっくに死んでるぜ」
のコンラッドの言葉に同感。
事の発端は、ヴィクの恩師であり、母校の女子バスケット部のマクファーレンコーチが病気のために
臨時コーチをヴィクに頼む。渋々ながらも引き受けるが、昔の面影を残し、さらに廃れた風景の故郷に心を痛める。
それでも、一日でも早くこの代役から開放されたく、スポンサー探しを始め地元の企業を訪問する。
同じころ、生徒の一人から母親の勤める工場で不振な出来事が続いているため相談に乗ってほしいと頼まれる。
それだけでも、本来の仕事を進めるのに支障が出てくるというものだが、
さらにアフガンから帰ってきた恋人のモレルは足を怪我しており、
モレルのジャーナリスト仲間のマシーナ・ラブという女性が彼のアパートに泊まっている。
そう!あのヴィクがこのことで嫉妬!やきもちを焼くのよ(・-・*)ヌフフ♪
貧困、生徒の妊娠、不倫、昔のしがらみ、思い出したくない思い出、利益を生み出すための企業のたくらみ、
地元の問題が次から次へとヴィクを襲い、ミスター・コントーレーラスに癒されたり困らせたりしながら、
生徒たちの面倒を見、事件を解決し、悪と闘い・・・
猪突猛進、ブルドーザーのように事件をかたっ端から事件を解決してゆく強さが気持ちよいです。
テーマ:本の紹介 - ジャンル:小説・文学